あさはかな深掘り

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2016年 01月 08日

【接客シリーズ】結局本音いう店員じゃないと嫌

いままでの接客シリーズで、繰り返し伝えてきたのは「そのお客様の立場の視点に、なってみて」ということ。

確かに、売りたい商品ってあるんだよね。
でも、そういうのは販促、とくにVMDにまかせたらいいのよ。
VMDは、優秀なセールスマンです。


しかし、接客にはいったなら
全力で、そのお客様がどんな人で
どんな「自分」や「自分にかかわるシーン」を欲しがっているのかを
お客様以上に考えなければ
あなたの話は、その方に伝わることは
ないの。
お客様が欲しいのは、服でも鞄でもなくて
それを身につけた「自分」だからねって。
言ってたつもり。


さて
今日わたしは
靴を買いました。
ショートブーツが欲しかったんですよ。
そこで、まさにそんな出来事がありました。


今年は、暖冬でロングブーツが売れないとかいっていますが、暖冬以上の理由がトレンドの問題なんですよね〜
ボトムがワイドで丈長だから、ロングブーツを履く理由がない、なんてはなしを彼女とはなしながら、さてさて、わたしのショートブーツを探すわけ。

店内には、似たような、
似ていないような、様々なショートブーツがあるのだけれども、
わたしの条件は
ヒールの高さがある程度、あること。
チビなもんで、そうでないと全体のバランスがとれないの。
身長さえあれば
スタンダードな、サイドゴアあたりが欲しいところなんだけど…と、いうことで
いろんなタイプのブーツを提案してもらう。

履いてみて
正面から鏡を見て、わたしが、あ、これいいね
っていうと、彼女渋い顔。
横からみたときにバランスがおかしい。
わたしは、上半身はよく肥えているのに足だけが異常に細いという妙な体型なのです。


「ボリュームが欲しくてブーツ探してるみたいなんで、ボリュームは正解なんだけど、足と靴がチグハグになってる」みたいな意味のことをズバンと言ってきたよこの子。
わたしが、全体のバランスを気にする客だと
知っているんです。



じゃあこれは?つぎは?
といろいろ履くけどどれもしっくりこない。
とうとう、最後の一品は、サイドゴアにヒールを付けたような品物で、わたしは、えー?と思いつつ、履いてみる。
すると、なんと、なかなかシルエット良し。

ああ、これなら
雪の日にパンツにもあわせられるし
いいかもねー、と言った。
すると
また渋い顔。

雪の日にこれを履いたら
サイドのゴム編みから…染みて……
今年雪、少ないですけど…
もし雪の日履いたら…
さすがに、防水スプレーでも…




だって!




もう、ここまでくると
どうしてもこの店で買いたい。
だって、彼女は
わたしにテキトーなこといって
後で嫌な思いさせたくないっておもってる。
それが伝わったから
どうしても彼女から買いたい。
わたしに、また買ってもらいたい
だから、がっかりさせたくないって思ってる!
客になって欲しい、という気持ちがない店員さんは嫌なの。
その店員さんはわたしのこと
「うちの客にふさわしくない」
って、思ってんだねー
と、なかなかの、マイナス思考のわたしは、
そう思っちゃう。


だって、ファッションを売る店なら
オシャレで素敵なひとに
自店の商品を着てもらいたいでしょ?
わたしはショップスタッフのとき、そうだったよ。
わたしがオシャレか素敵かは、さておきw
歓迎されてない感じがすると
いやんなっちゃうよ。




ふと、見やると
ロングブーツの類にしてはちと短めだが
まあ、ロングブーツの類だろうブーツがそこにあった。
ハーフブーツっての?
折り返すと、ショートブーツの丈でも履けるものだった。
探していた、黒ではなかったけど
寧ろ黒より、合わせやすそうな素敵な色味だ。


履いてみた。
しっくりきた。
彼女の顔は…笑顔!


それにした。




良かった!彼女からいい買い物できて嬉しい!
それに、さがしてたショートブーツより
使い回しもききそう!!




という、お話でした。



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by spatspipin | 2016-01-08 22:40 | 接客シリーズ


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