あさはかな深掘り

spatspipin.exblog.jp
ブログトップ
2015年 12月 14日

お店を良くすることとは

わたしに与えられた仕事は
「わたしのお店をもっと良くすること」


でも、「良くすること」というのには
いろんな意味が含まれていて
なかなかむづかしい。


「良くすること」をつきつめると
売り上げを良くすること
になるんだけど
短絡的な売り上げを上げることは簡単。
その身を削って、安売りすれば
お客様が喜んで買ってくださるから
一時的に売り上げはあがる。
でもね、それは長続きしない。
店の体力が続かないこともそう。
利益がなければお店は存続できないのだから。
それに、いつか、その精一杯の安売りや、おまけでさえ、それがつづけばいつかあたりまえになってしまって、もう、嬉しく思うこともなくなるでしょう。


わたしもいち消費者。
その視点になれば凄くよくわかる。
消費者の多くは
できるだけ安く、得に、買いたいのは本音。
わたしもそう。

だからなのかな。
なぜか企業が潤うことを良しとしないよね。
原価がいくらだから、この値段はおかしい!
みたいな論調をよくみかける。

でもね
お店を運営するのには、品物の原価以上に経費がかかるし、需要が少ない場合には、利益を得るためにそれなりの単価になってしまうよね?
そうじゃなければ
その商品を供給することもできなくなるのです。

こんな当たり前のことを
消費者は、うっかり忘れてしまう。




「お店を良くすること」というのは
目先の売り上げをあげることではなくて
お店を好きでいてくれる人たちのために
ずっと、そこに居ること。
そして、その人たちが、楽しく暮らすための
お手伝いをすること。


これが
わたしの思う「お店を良くすること」


だから、お店は儲からなければなりません。
そうじゃないと、ずっと一緒にいることは
できないのです。
もっと安くしてほしい、もっと得がしたい
というあなたの気持ちもわかります。
自分にとって、こういうのがいい、ああいうのがいい、というのも
本当に、本当に
わかります。
わかっているんですよ?
でも、
あなた1人のためにそれをしてしまうと
お店は、死んでしまうかもしれません。
または、同じたてものが、それまでとは全く違うお店になるかもしれません。

お店は、
できるだけ、好きだといってくれる
あなたと一緒にいたい。
だから、少しは、お店のことも
思いやってください。


傲慢でしょうか。
そう思うなら、それまでのご縁なのかもしれません。
本当には、愛されてはいなかったのかも
しれません。


それならば、仕方ない。
お店は、「必要としてくれる人」のために
儲けよう。
必要としてくれる、好きと言ってくれる人のために、お店をよくするために働こう。














[PR]

by spatspipin | 2015-12-14 21:51 | 仕事


<< マーケティングと猫      忙しさに甘えた雑なしぐさと険し... >>